TCP/IP + FreePPP 2.6.2の設定方法

TCP/IP J1-1.1 , FreePPP 2.6.2にもとづいて説明しています。

  1. FreePPP2.6.2 について

    FreePPP2.6.2 は、ダイアルアップIP接続に必要不可欠な機能を提供するソフトです。
    MacPPP と違い、メニューバーや、コントロールバーから直接 回線の接続、切断ができるようになっています。
    OpenTransport を使用する場合は、FreePPP2.5 以上でないと、障害が発生する場合があります。

  2. FreePPP2.6.2 の入手方法

    FreePPP2.6.2 は、フリーソフトです。
    インターネット関連雑誌やMacintosh関連雑誌が多数出版されていますが、そういった雑誌の付属のCD-ROMなどで入手できます。


    「」はメニュー項目等を表しています。[]はお客様のユーザIDや設定によって変わるところです。
    文中の例では、ユーザIDが"yusaku"として説明しております。
    MAC InterNetでは、"yusaku"の部分をユーザ名とよびます。


    TCP/IPの設定

    1 「アップルメニュー」より、「コントロールパネル」の中から「TCP/IP」を開きます。表示されたダイアログを以下のように設定します。

    ・「経由先:」
    「FreePPP」を選択
    「設定」の枠内
    ・「設定方法:」
    「PPPサーバを参照」を選択
    ・「IPアドレス:」,「サブネットマスク:」,「ルータアドレス:」
    <サーバーを参照>となります
    ・「ネームサーバアドレス:」
    218.251.96.39
    210.228.80.2
    とreturnで改行して、2行となるように入力
    ・「検索ドメイン名:」
    macnet.or.jp と入力
    ※「編集」→「利用者モード」の設定は、「基本情報のみ指定」で構いません。

    設定しましたら、プルダウンメニューの「ファイル」から「終了」を選び、設定を保存します。


    FreePPP 2.6.2の設定

    1 メニューバー右側のFreePPPメニューより「Open FreePPP Setup...」を選択します。
    (または、インストールで作成された「FreePPP 2.6.2 Folder」の中の「FreePPP Setup」をダブルクリックします。)

    2 表示された「FreePPP Setup」ダイアログで、左下の三角形のボタンをクリックするとSetupメニューが現れます。

    3 「General」タブを選択し、以下のように設定します。

    ・「Allow applications to open connection」はチェックします
    ※チェックしているとWebブラウザなどを起動すると、自動的にダイアルし、接続します。自動ダイアルさせたくない場合はチェックしません。
    ・「Disconnect if idle for」
    「10 minutes」を選択
    ・「On connect, open FreePPP Setup application」はチェックします
    ※接続時に「FreePPP Setup」ダイアロクを表示させたくない場合は、チェックしません。
    その他の項目は、特に設定する必要はありません。

    4 「Accounts」タブを選択します。

    「Untitled」を選択し、「Edit...」ボタンをクリックします。
    (すでに別の設定がされている場合には、「New...」をクリックし新規の設定を作成します。修正する場合には、修正したいものを選択して「Edit...」ボタンをクリックします。)

    5 「Account」タブを選択し、以下のように設定します。

    ・「Account name:」
    MAC InterNet と入力(任意の名前でも構いません)
    ・「Connect:」
    「Directly」 を選択
    ・「User name:」
    [ユーザID]を入力 例)yusaku
    ・「Password:」
    [パスワード]を入力

    5 「Dialup」タブを選択し、以下のように設定します。

    Main Number:
    ・「Area code:」
    お近くのMAC InterNetアクセスポイントの市外局番を入力
    ・「Phone number:」
    お近くのMAC InterNetアクセスポイントの電話番号を入力
    ・「Dial area code」,「Dial as long distance」
    通常チェックしません

    6 「Options」タブを選択し、以下のように設定します。

    ・「IP address:」
    「Assigned by PPP server」を選択
    その他の項目は設定しません。

    設定しましたら「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

    8 「Locations」タブを選択します。

    ここは、所在地(自分が現在いる所)の設定となります。

    ・「Home」を選択して、「Edit...」ボタンをクリックします。
    ※PowerBookなどノートパソコンなどで、会社,自宅など持ち運んで使う場合には、Newで複数の設定を作成します。

    ※「Locations」の設定が実際に通信している場所の市外局番と違うと、間違い電話になることがあります。ノートパソコンなど持ち運んで使う場合や、引っ越しなどで市外局番が変わった場合、特にご注意ください。

    9 表示された「FreePPP Location Configuration」ダイアログを、以下のように設定します。

    ・「Location name:」
    自宅で利用でしたらHomeのままにします(ここは、任意の名前で構いません。)
    ・「Area code:」
    自分の所在地の市外局番を入力
    ※この例では、現在「京都(075)」にいるものとして説明しています。
    ※所在地情報、特に市外局番の設定が違いますと、必要な市外局番が付加されずに間違い電話となり、他人に迷惑をかけることになります。
    ・「When account area code does not match location area code:」
    「Dial account area code without long distance prefix」を選択
    (デフォルトではありませんので、必ず選択設定してください。)
    ※長距離電話割り引きを利用する場合は、「Dial long distance prefix before account area code」を選択し、上の欄の「Long distance prefix:」に、長距離電話割り引きのプリフィックスを入力します。
    (「Dial long distance prefix before account area code」を選択し、「Long distance prefix:」に、何も入力しないと電話番号の前に「1」が自動的に入力されますので、ご注意ください。)
    ・「Dial prefix:」
    内線電話で0発信が必要な場合は 0, と入力
    ※PBXの種類によっては、利用できないものもあります。詳しくは、電話設備の管理者へお尋ねください。

    設定しましたら「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

    10 「Modems」タブを選択します。

    ・「Generic Modem」を選択して、「Edit...」ボタンをクリックします。

    11 表示された「FreePPP Modem Configuration」ダイアログを、以下のように設定します。

    ・「Modem config name:」
    モデムの名前を入力(ここは、任意の名前で構いません。)
    ・「Connected to:」
    モデム等を接続しているポートを選択
    ・「Port Speed:」
    28.8kbps以上のモデムなら「57600bps」
    14.4kbpsのモデムなら「19200bps」を選択
    ※モデムのデータ圧縮機能が効くと、データによっては端末−モデム間で通信速度の2〜4倍の速度が必要となります。上記設定で接続が安定するようでしたら、速度の設定をあげてお使いください。
    ・「Flow Control:」
    「CTS & RTS(DTR)」を選択
    ※利用中に切断される または切断時にフリーズする場合は、「CTS only」を選択します。
    ・「Dial Type:」
    プッシュ回線なら「Tone」
    ダイアル回線なら「Pulse」を選択
    ※設定が違っていると、"BUSY(話し中)"となります。
    ・「Hangup on disconnect」はチェック
    ・「Long re-dial delay」
    リダイアル間隔を長めにしたい場合はチェック
    ・「Modem init string:」
    「Use:」を選択し、モデムの初期化コマンドを入力
    ※わからない場合は空欄にするか、AT&F,ATZ,AT&D0を入力します。
    ※ISDN接続では、同期64k用の設定を入力します。詳細は、お持ちのTAのマニュアルをご欄ください。

    設定しましたら「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

    以上で、設定は終了です。


    接続方法

    1 メニューバー左側のFreePPPメニューより「Open PPP Connection」を選択します。(または、「FreePPP Setup」を開き、「Connect」ボタンをクリックします。)

    「Connect」ボタンをクリックする前に、「Click "Connect" to dial」の下に表示されている電話番号が、市外局番の有無を含めて正しい番号であることを確認してください。

    ※「Locations」の設定も確認してください。左下の三角形のボタンをクリックするとSetupメニューが現れます。「Locations」タブを選択し、設定を選択して「Edit...」ボタンをクリックします。表示された「FreePPP Location Configuration」ダイアログの「Area code:」が現在地の市外局番かどうか確認してください。設定が違いますと、必要な市外局番が付加されずに間違い電話となり、他人に迷惑をかけることになります。
    ※ここでは、所在地「京都(075)」から「東京(03)」のMAC InterNetのアクセスポイントに接続する例を用いて説明しています。従って、市外局番(03)がついた電話番号をダイヤルしています。

    接続経過のウィンドウが表示され消えて、「Connect」ボタン右横の「Not Connected.」が「Connected:」に変わりタイムカウントが始まれば接続成功です。


    接続の終了

    1 メニューバー左側のFreePPPメニューより「Close PPP Connection」を選択します。(または、「FreePPP Setup」ダイアログで、「Disconnect」ボタンをクリックします。)


    【補足事項】

    ※ご利用のFreePPP(含むMacPPP)を違うバージョンのものに変えた場合は、「システムフォルダ」の中の「初期設定」フォルダの中にある「PPP Preferences」を「初期設定」フォルダから外してMacintoshを再起動し、その後設定をするようにしてください。
    特にFreePPP2.5v3から2.6にアップグレードする場合は単に2.6.2をインストールするだけでは不具合が生じます。必ず「システムフォルダ」の中の「初期設定」フォルダの中にある「PPP Preferences」を「初期設定」フォルダから外してMacintoshを再起動後にFreePPP2.6.2をインストールするようにしてください。

    ※初期型のPowerMacintosh 9500/132,9500/120,8500/120,7500/100,7200/90では、OpenTransportのバージョンが古いもので出荷されております。インターネット接続をするには、OpenTransport J1-1.1以上にバージョンアップする必要があります。Open Transport最新版は、Macintosh関連雑誌に付属のCD-ROMなどで入手できます。


    Apple、Macintoshは、米国およびその他の国で登録されたApple Computer,Inc.の商標もしくは登録商標です。
    FreePPPは、FreePPP GroupおよびRockstar Studios Inc.による、フリーソフトウェアです。


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